Last Updated 2008/8/31
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  2月21・22日
大東亜戦争沖縄戦戦没者慰霊祭
 五年に一度、国立沖縄戦没者墓苑の
   福岡県慰霊塔前に於いて斎行


大東亜戦争沖縄戦戦没者慰霊祭

 2月21・22日の両日、大東亜戦争沖縄戦戦没者慰霊祭を執り行うため、磐梨会長以下神道青年会会員総勢27名が参加し、21日午前福岡空港を出発し、正午那覇空港に到着した。

空港からバスで波上宮に移動、社務所にて白衣白袴に着替え、祭器具を拝借し、糸満市摩文仁の丘に向かった。

 本当最南端に位置する摩文仁の丘は苛烈を極めた沖縄戦終焉の地であり、戦後この地に本土出身の各県戦没者慰霊碑が建てられた。福岡県の碑前にて参加者全員で慰霊祭の斎場設営にとりかかり、福岡から持参した神饌、名産の菓子、煙草なども供えられた。

 温もりある海風がそよ吹く中、斎主磐梨会長以下祭員が斎場に参進、国歌斉唱の後、慰霊祭が斎行された。
 斎主祭詞奏上、玉串奉奠と続き、九州地区協議会波多野道彦副会長、神道青年全国協議会波多野光隆事業委員、参加会員を代表して大里章仁警固神社権禰宜が玉串を捧げた。奉仕員、参列員各々心を一つにして英霊・戦没者の御霊に対して感謝と慰霊鎮魂の誠を尽くし、厳粛のうちに祭典は終了した。
 最後に福岡県の碑前にて献杯、摩文仁の丘を後にした。那覇市内にもどり波上宮に正式参拝、そして夕食、懇親会へと移り、泡盛を堪能しながら、互いに親睦を深めるよい機会ともなった。

 翌日は、首里城のほか、ひめゆりの塔、旧海軍司令部隊などの戦跡地も廻り、最終目的地の沖縄縣護国神社に参拝して、短い時間ではあったが、好天にも恵まれた全行程を無事終了、帰途についた。
 祈りしもこの時期の沖縄は修学旅行シーズンでもあり、全国各地から多くの中学生、高校生たちが沖縄の戦跡地を訪れていた。平和・反戦教育の一環とも聞くが、彼ら中高生たちの中に、祖母存亡の危機の際し、一身を省みず誇りを持って戦った英霊・戦没者に対する「敬意」や「感謝」の意識というものが芽生えているとは到底いい難いのが実情であろう。
 
 私は神職としての立場にあって、日々の神社での英霊祭祀、また、何らかの活動を通して、世の中、殊に次の世代に対し、英霊・戦没者の御心を大切に護ること、その御遺徳の顕彰と一層の教化に努めねばならないと、今一度思いを新たにした慰霊祭のたびであった。




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