講師プロフィール(略歴抜粋)
1943年8月30日生
  熊本県内各公立学校勤務後
1996年 熊本大学教育学部付属中学校副校長
1998年 熊本市立城南中学校校長
2000年 熊本市立教育センター副所長
2002年 熊本市立藤園中学校校長
2004年 定年退職後、九州東海大学学生相談室長

[北方領土関連](抜粋)
1987年 「わたしたちの北方領土」(熊本編)執筆
1997年 色丹島・択捉島現地視察
1999年 国後島・択捉島現地視察
2000年 総務庁広報MC VIEWS no88 「中学校における学習の実際」執筆
2001年 色丹島教育視察団顧問として現地視察



演題
「壊れ行く日本」その国難に思う
〜領土問題を通して〜
                           於 福岡市 十日恵比須神社
                                        平成17年12月15日


[講演概要]

1、はじめに(北方領土問題とのかかわり)
  *昭和62年「私たちの北方領土」(熊本編)執筆がきっかけ
   その間、平成9年に色丹島・択捉島、平成11年に国後島・択捉島、平成13年に色丹島の現地訪問。
   平成15年2月7日、北方領土返還要求全国大会で初めて教育者代表として報告。
   領土問題は、一地方の問題ではなく、国家の主権及び尊厳にかかわる問題だという認識。

2、国難を日露戦争100周年に学ぶ。
  *我が国の壊れ行く現状について
  *北方領土問題をはじめとする領土に関する認識
  *すべてが戦後占領政策の結実と考えられないか〜「大和魂を抜かれ、ブヨブヨになった日本人」 
   *明治人の気質に学ぶ〜明治24年5月11日「大津事件から」
  *憲法改正に思う〜イラク派遣自衛官の悲哀から〜軍隊が軍隊を守る滑稽さ

3、北方領土教育の現状と課題
  *戦後教育に基本的問題あり
  *「北方領土」、4つの文字が学習指導要領に登場するのは平成元年の改訂からである。

4、北方領土教育の今後の取り組み
  
5、おわりに
我が国は大東亜戦争の終結後の一時期他国による占領支配があった以外、一度も他国の支配を
    受けていないという世界的に稀な国家であり民俗である。このことから、島国という地形学的な要素
    に加え領土に対する意識は他国の常識を超えたものがある。
     又、国家意識も幕末およそ300の藩からなっており、今なお、お国意識は藩意識にとどまっている
    と考えてよい。これらのことが、国際感覚を阻害する要素と言えるかもしれない。これらの呪縛から救う
    道は、周辺国による危機的状況や大災害など外的要素も考えられたとしても、教育の力に負うしかない。
    但し、時間がかかることを覚悟しなければならない。
     教育には家庭教育・学校教育社会教育があり、この三者が相まって国民の意識を改革していくことが
    重要である。但し、魂を持った日本人の育成を目標におかねばならない。

                日本人の魂とは〜崇高なる伝統をもつ日本人としての誇り
                           大義を明らかにし、大義を守ろうとする精神と闘争心

   例えば、特攻で亡くなった軍人は「はからずも」亡くなったのではなく「大義に殉じた」と後世に伝えたい。
   また、固有の領土に対しては毅然とした対応が出来る国民でありたい。そのためにも領土について
   認識を深める学習が必要である。




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